本好きの原点!大好きすぎる『魔女の宅急便』から学んだ3つのこと。

こんばんは、小さなころから本を読むのが大好き! あいです。

 

本を好きになったきっかけの本を覚えていますか?

 

私は覚えています。 今でもその本が大好きです。

 

久しぶりにその大すきなシリーズの新刊を読み、ついついさらに既読本も全巻再読。笑

読み返してみたら、やっぱり本当に面白いし、大好き!

 

そして、メッセージがとてもたくさん詰まっているのです。

 

大人になってから読むからこそわかった、この本のよさ。

もう語りたくて仕方ないので、かかせてくださいね。

 

  

読書好きの原点は『魔女の宅急便

 

ジブリの名作としてとっても有名な『魔女の宅急便』。

私も映画も大好きで、金曜ロードショーに登場すると心踊ったものです。

DVDも持ってるんですけどね。笑

 

でも、面白いのは映画だけじゃないんです!

角野栄子さんがかいた原作である小説にも注目して欲しい!と、声を大にして私は言いたい。

因みに、私がはじめてこの本を私が手にしたきっかけは、ご近所のお姉さん。

誕生日プレゼントに頂きました。

 

家についてからすぐに読み始めて、一気読み。

キキの行動にハラハラしたり、嬉しくなったり、物語がこんなに楽しいものだとはじめて知った瞬間でした。

 

 

知らない人のためにすこしだけ。『魔女の宅急便』とは?

 

主人公は、魔女のお母さんと人間のお父さんの間に生まれたキキという13歳の女の子。

 

魔女として生きることを決意しましたキキは、満月の夜、相棒の黒猫 ジジと一本の箒と一緒に旅立ちます。

魔女の掟に従い、「魔女のいない街に移り住み、魔女としての修行を積む」ためです。

 

魔女といってもキキは、箒で空を飛ぶことしかできません。

このたったひとつできる魔法を活かして、「宅配屋さん」を始めることにしました。

 

たくさんの失敗も、つらい思いも経験するけれど、それを乗り越えてキキが成長していく姿を描きます。

 

 

 仕事は“好き×得意”を活かすべし! 自分と向きあって見つけよう

 

私がこの話で一番最初に惹きつけられたのは、箒で空を飛べること!

空が飛べたらどんなにか素敵だろう。ずっと憧れていたことでした。

 

飛ぶことしかできないと悩むキキですが、居候先のパン屋さんでの落し物を届ける役目を引き受けることで、飛ぶことが仕事に変わります。

 

そう、たったひとつの“得意なこと”が仕事になったんです。

 

そして、その得意な“飛ぶこと”は、キキの“大好きなこと”でもあったはずです。

映画ではとても気持ちよさそうにキキは空を飛んでいますよね。

小説でも、「飛ぶことが大好き!」という気持ちは伝わってきました。

 

“好き×得意”は最強だと思う!

少なくとも私にとっては、きっとそれが正解。

 

好きなことだからこそ、楽しい。

好きなことだからこそ、つらいことだってがんばれる。

すきなことだからこそ、嬉しいことはさらに嬉しい。

 

 

私がはじめにキキに教えてもらったことです。

 

 

「できるかできないか」ではなく、「やるかやらないか」

 

小さな頃には思いもしなかったけれど、大人になって気になるのはキキの年齢のこと。

たった13歳の少女が働いている、というこの事実。(物語の中だけど)

 

たった13歳の少女が、知らない街で働く?! そんなことできるの?

考えちゃいますよね、現実にかえって。

 

13歳といえば、中学1年生。

私なんて図書室のブラックジャック江戸川乱歩にはまっていた時期です。(どんな中一やねん)

働くなんてとてもじゃないけれど、考えられなかった。

 

魔女は13歳になれば掟に従い旅立つもの。

13歳になれば中学に行く、と同じくらいキキにとっては当たり前だったかもしれません。

 

それでも、右も左もわからない街でたったひとり。

文化も違う、冷たい視線、自分をうけいれてもらえない事実。

怖くなかったはずがないんです。

 

怖いなりに一歩を踏み出し、人との出会いを楽しみ、自分らしくいることがきっとキキを成長させてくれたんだと思います。

 

キキは「できない」と思っても、どうやったらできるかを考えていました。

できないかも、という不安を押し込めて、やる!と決めていた。

 

キキがたったひとりででもこの街で、働いて生きていく!と決めたこと。

このことこそが、13歳の少女でも生きていくことができた秘訣だったわけです。

 

で、彼女の倍以上生きているお姉さんは、そのことにじ~んと感動して、ますますキキのことを応援しちゃうのでした。

 

 

大切なのは、失敗してもあきらめないこと。そして、自分を信じること

 

キキという女の子を語るのに、ミーハーで、ちょっぴり勝気で、おっちょこちょいなところがあることははずせません。

 

そんな性格だから、キキはたくさんの失敗をします。

自信をなくして、空を飛ぶことすらできなくなることも。

 

だけど、最後はハッピーエンド。

 

 

それは、どうしてだと思いますか?

 

キキが、諦めななかったから。私はそう信じています。

 

キキが教えてくれた一番の大切なこと。

それは、きっとこんなことなんじゃないのかなぁ。

 

“諦めさえしなければ、それは成功の途中。

失敗は、成功するための、幸せになるための、糧でしかない。”

 

“小さな成功を積み重ねて、自分の中で自信をそだてよう。”

 

 

そして、つけくわえるならば、自信は自分ひとりだけ得られるものではない、と。

 

キキを励ましたトンボさんのように。

遠くからキキを見守るお父さんとお母さんのように。

 

大切な誰かが信じてくれること。応援してくれること。

それは、かけがえのない力になるはず。

 

私にも経験があります。

自分を信じていないと、今までできていたことすらできなくなってしまうんですね。

 

でもね、自分を信じるきっかけも、本当に小さなこと。

 

自分を信じよう、なんて何度いいきかせたって、自分だけでは心からそうは思えない。

そうじゃないんです。

 

自分ではない、大切な誰かがくれる自分のための言葉。

 これがあってはじめて「自分を信じてみてもいいかも」と思えるようになるんです。

 

 

 

「自信がない」「できないかも」と不安になっている人がいたら、「大丈夫!」「できるよ!」と言ってあげたい。

たとえばそれはちょっと無謀と思っても、背中を押してあげれる人でありたい、と。

 

とにかく読んで!  

 

一冊目の『魔女の宅急便』について 、私が思うことを書いてみました。

この本はシリーズ化していて、その後、好きな人ができたり、大人になっていきます。

最近では相棒のジジとの出会いも読めたりしました。

 

とにかく、キキが使える魔法はきっと“飛ぶこと”だけなんかじゃない!

 

私は生きていくために大切なことを、キキから教えてもらいました。

 

きっと読んでみたらわかるはず。

あなただけのこの本のいいところが、きっと見つかると思います。

ぜひ読んで、その感想を教えてくださいねー!