プロフィール
はじめまして、あいです。
神様のお膝元 島根県 生まれ、お笑いの神様の住む関西育ち。
オチが上手につけられない、1983年生まれの34歳です。
建築関係のシステムのグラフィックデザインやSE補助をしています。
いわゆるOLさん、というやつです。
このブログの運営もしています。
どう思われているかまわりを気にしすぎていた子ども時代
家族構成は、父、母、弟がふたり。
手のかかる弟ふたりに囲まれて、ものわかりのいいお姉ちゃんが私の役目。
学校では目立ちすぎず、目立たなすぎず。いつもそのことを意識していました。
“みんなと同じ”が合言葉。
女子特有の“抜けがけ禁止”“みんなで一緒に”という雰囲気は苦手だったけれど、人と違うことのほうが、私にとっては大問題。
人に合わせとけば間違いないはず! そう信じていました。
とにかく、家でも、外でも、自分がどう思われているかを気にして行動。
まわりもよくみて、親や先生から怒られないように、友だちから自分が浮かないように気をつけていました。
まわりのみんなの行動をよくみていたのは、その意味や背景を想像することが好きだったからもあるかもしれません。笑
だけど、自分で思うよりもずっと集団行動が苦手だったようで、小学校の通信簿には『もうちょっとみんなの輪に入りましょう』って、よく書かれていましたけどね。
やりたいことと信じて突き進んだ栄養士時代
何か手に職をつけたくて、管理栄養士になるための大学に進学。
栄養学を選んだ理由は、大きくふたつ。
両親が納得すると思った進路だったから。
私の好きな食べることで、人のお役にたてたらいいなと思ったから。
就職も希望どおり、管理栄養士の花形ともいえる急性期総合病院の栄養科へ。
医療の世界は常に情報が更新されていくから、勉強は欠かせない。
私の失敗が人の命に関わることもあると思うと、気は抜けない。
でも、新しい知識を知ることは楽しかったし、やりがいもあった。
患者さんから「おいしかったよ~」と言われると嬉しかった。
休みは月6日、残業時間は100時間以上。
お腹が常にきりきりと痛かったけど、我慢できないほどじゃない。
私が成長すれば、きっともっと効率よく働ける。
やりたいことをやっている私は幸せなはずで、これくらいでへこたれちゃダメだ。
がんばらなくちゃ。がんばらなくちゃ。がんばらなくちゃ。
そうやって自分に言い聞かせて、全力で突っ走ってきました。
だけど、27歳のある寒い朝、それまでの腹痛とは比にならないくらいの痛み、腹部膨満感、発熱に襲われました。
つけられた病名は、腸閉でした。
6日の療養を経て、職場復帰はじめての仕事は、休んでた間に起きた問題の後始末。
つまり、看護師長からの厳しいお言葉と、ご家族からの罵倒を一身に受けること。
そんなことがあって「やめちゃおうか」と思い悩んで、数ヵ月後。
病院の方針で給食部門が委託化が決定し、人数削減のために辞めることになりました。
はじめてのひとり海外旅行 “やっと気づけた自分の気持ち”
なんともあっけない幕切れで仕事をやめることになった私は、仕事今までできなかったことをしてみようと思いました。
「そうだ外国にいこう! 10日も付き合ってくれる友だちもいないし一人で行っちゃえ!」
そしたら急にわくわくしてきて、とんとんと計画が決まっていきました。
行き先は、『冷静と情熱のあいだ』が大好きでいつか行ってみたいと思っていたイタリア。
言葉は通じない。知っている人もいない。未知の世界。
それは私にとって、自由で心地よいものでした。
ひとりで海外旅行へ行ってきた話をすると、「自分探しの旅?」なんてよく聞かれます。
私もどこかでそれを期待していた気がします。
もちろん現実には10日やそこらの旅行で、自分が見つかるはずは当然なかったけれど。
だけど、ちょっぴり。ほんのちょっぴりだけどれど、世界が広がった気がします。
人と同じじゃなくても大丈夫。
みんなと一緒も悪くないけど、ひとりでもとても楽しい。
私は旅をすることが、好きみたい。
そう気づけたことは、きっと私にとって大きな一歩でした。
そして現在。まずは、一歩ふみだしてみよう!
そして、再就職して現在にいたります。
病院はもういいや、と思って選んだのは、建築関係の事務職。
大工だった、大好きな祖父の影響です。
人間関係は良好だし、仕事も嫌いじゃない。
でも、繁忙期は終電だって当たり前。お腹はチクチクするし、頭は痛いし、週末は吐気もする。がまんできないほどの痛みじゃないから大丈夫。
だけど、10年後、このまま続けていられるのかなぁ。
…と、ここまで考えて、前職のことを思い出して、気がつきました。
このままでは同じことの繰り返しだ、と。
「同じがイヤなら、いきなり全部じゃなくていい。とにかく少しでも何かを変えなくちゃ」
そして、その一歩は、自分の好きなこと、得意なことから選びたい。
そんな私が選んたのが、ブログを書くことです。
幸運な出会いもあって、まずははじめてみようと思います。